ポスティングの地図の作り方|無料アプリで配布エリアと記録を管理

集合ポストに配布物を入れる手元

ポスティングを始めたものの「同じ道を二度歩いた」「どこまで配ったか分からなくなった」と感じる方は多いはずです。結論から言うと、配布範囲・禁止物件・配布済み・駐車場所などを1枚の地図にまとめれば、迷いと配り漏れは減らしやすくなります。無料アプリでの作り方と、車で移動して歩いて配るスタイル向けの地図づくりを手順で紹介します。

ポスティングに地図が必要な理由|迷い・配り漏れ・二重投函を防ぐ

運転席から見た道路とハンドルを握る手

ポスティングの地図は「道を調べる道具」ではなく、配る範囲と進み具合を管理する道具です。住宅街は似た景色が続くため、記憶だけで回るとどうしてもズレが出ます。

地図がない状態で起こりやすいトラブルを整理すると、次のとおりです。

地図がないと起きること結果地図で防げること
配った道・配っていない道があいまい配り漏れ・二重投函配布済みを塗りつぶして見える化
「チラシお断り」の家を覚えきれないクレーム・信頼低下禁止物件を地図上に記録
次にどこへ進むか毎回迷う歩く距離と時間が増える歩く順番を事前に決めておける
車をどこに停めたか分からなくなる戻りのロス・駐車トラブル駐車ポイントを地図に記録

配り漏れや二重投函は届け先のご家庭にも迷惑がかかるため、地図は届け先への配慮を形にするものでもあります。配り方そのもののコツは、ポスティングのコツ|早く・きれいに配る現場のやり方【未経験OK】で詳しく紹介しています。

ポスティングの地図に書き込む5つの情報

ノートに字を書く手元

書き込みすぎると見づらくなります。現場で役立つのは次の5つです。

  1. 配布範囲の境界線:担当エリアの外周を線で囲みます。道路の片側だけが範囲のケースもあるので、どちら側かまで書いておきます。
  2. 配布禁止物件:「チラシお断り」の貼り紙がある家や、投函を断られた集合住宅などです。
  3. 配布済みの記録:配り終えた道や区画を塗りつぶし、進み具合をひと目で分かるようにします。
  4. 駐車ポイント:車を停めて徒歩で配る場合は、停めた場所と、停められる候補地を記録します(詳しくは後述)。
  5. 現場の注意点:工事中で通れない道、急な坂、放し飼いの犬がいる家、管理人室に声かけが必要なマンションなど。

ポイントは、住民の名前や表札の情報は書かないことです。「◯丁目の角から3軒目・お断り」のように、位置と状況だけを記録すれば十分です。

ポスティングで使える地図アプリ|無料で始められる主な選択肢

窓辺でスマホを見る男性

専用アプリがなくても、身近な無料アプリで地図は十分に作れます。

種類主な使い方費用の目安向いている人
Googleマップ+マイマップ範囲の線引き・ピン・色分け・レイヤー管理無料(Googleアカウントが必要)自分専用の配布地図を作りたい人
ゼンリン系の地図サービス(住宅地図アプリなど)建物単位で確認しやすい地図表示有料中心(一部無料機能のあるサービスも)建物の形まで細かく見たい人
GPSの記録アプリ(ウォーキング記録系など)歩いた軌跡を記録して後から確認無料のものが多い配布済みを自動で残したい人
紙の地図(契約先の資料・自分で印刷した地図)蛍光ペンで塗りながら配る印刷代程度スマホ操作が苦手な人・電池切れ対策

アプリの機能や料金、提供状況は変わることがあります。たとえばGoogleマップの移動履歴(タイムライン)機能は仕様変更が続いているため、使う前に最新の内容は各サービスの公式情報で確認してください。なお、市販の住宅地図を仕事用に大量コピーすることは、著作権上の許諾が必要になる場合があります。紙で使うなら、契約先から渡された資料か、自分で印刷できる範囲の地図にとどめましょう。

また、仕事として配る場合は、契約先から地図や配布エリアの資料、使うアプリが指定されることもあります。その場合は指定のツールとルールを優先し、ここで紹介する方法は「自分用の補助メモ」として使うのが基本です。

【手順】Googleマイマップでポスティング地図を作る方法

無料で始めやすいGoogleマイマップを例に、5ステップで紹介します。編集はパソコンのブラウザが操作しやすく、作った地図はスマホのGoogleマップから見られます(表示方法は更新で変わることがあります)。

  1. 新しい地図を作り、配布範囲を囲む:外周を線や図形で囲み、「◯◯市△△町 ◯月分」のように名前を付けると後から探しやすくなります。
  2. レイヤーを用途別に分ける:「範囲」「禁止物件」「駐車ポイント」「配布済み」のようにレイヤーを分けると、必要な情報だけを表示できます。
  3. 禁止物件と注意点にピンを立てる:ピンの色や記号を「赤=投函しない」「黄=注意」のように決めておきます。メモ欄には位置と状況だけを書き、個人名は入れません。
  4. 範囲をブロックに分けて色分けする:道路や川などの区切りで小さなブロックに分け、番号を振ります。
  5. 配り終えたブロックの色を変える:配布が終わったら色を変える、または「済」レイヤーに移します。翌日の再開地点がすぐ分かります。

マイマップは共有設定しだいで他の人も見られる状態になります。禁止物件などの記録は第三者に見せる必要がないため、共有は「自分のみ」か契約先の指示した範囲にとどめるのが安心です。

紙派の方は、印刷した地図に蛍光ペンで同じように書き込めば十分です。

車移動×徒歩配布ならではの地図の作り方|「停める場所」から逆算する

駐車場に停めた白い軽バン

ポスティングの地図の解説は、徒歩や自転車で回る前提のものが多くあります。一方、軽バンで移動し、車を停めて一帯を歩いて配り、また少し移動して繰り返す働き方では、考えるべきは「どこに停めて、どの順に歩くか」です。

ステップ1:範囲を「1回で持ち出せる量」のブロックに分ける

手元の配布物がなくなれば車に戻る必要があります。そこで一度に持ち出せる量を配り切れる広さを目安にブロックを分けます。電話帳のように厚みのある配布物ならブロックは小さめが現実的です。

ステップ2:各ブロックに駐車ポイントの候補を置く

ブロックごとに「ここなら停められる」という候補を地図にピンで記録します。コインパーキングや、利用が認められている場所が基本です。路上駐車や、店舗・私有地の駐車場への無断駐車はトラブルのもとになるので候補にしません。

ステップ3:歩く順番を「車に戻ってくる一筆書き」にする

駐車ポイントを起点に、ブロック内をぐるっと回って車の位置に戻ってくる順番で歩く線を引きます。行き止まりの道は往復が発生するので、先に枝道を配ってから本線に戻るなど、同じ道を何度も歩かない順にします。道路の両側に家が並ぶ通りでは、片側ずつ往復するか左右をジグザグに配るか、交通量を見て決めます。

ステップ4:ブロック同士の「車での移動順」を決める

最後に、ブロック番号を車で回る順に並べます。一方通行や狭い道を避けた順にすると、運転の負担も減ります。

できあがった地図は、次のような表にまとめておくと1日の流れを組み立てやすくなります。

ブロック駐車ポイント徒歩の回り方メモ
①(例)駅南のコインパーキング北→東→南の順で一周し駐車場へ戻る2丁目角の集合住宅は管理人室に声かけ
②(例)公園横の時間貸し駐車場枝道を先に配り、大通り沿いは最後坂が多いので配布物は少なめに
③(例)①の駐車場に戻って移動川沿いを往復せず橋の手前で折り返す禁止物件2か所(赤ピン)

※表は作り方のイメージを示す例です。

早く配るための歩き方の工夫は、ポスティング早く配るコツで効率的に枚数アップもあわせて参考にしてください。

初めての土地でも迷わない|全国出張で地図を活かす3つのコツ

山に囲まれた地方都市の街並み

全国を出張しながら配る働き方では、毎回初めての土地を回ります。地図の準備しだいで初日の動きやすさが変わります。

  1. 前日のうちに航空写真やストリートビューで下見する:坂道・道幅・停められそうな場所を事前につかめます。
  2. 地域ごとに地図を保存しておく:月ごとに配置地域が変わる場合でも、エリア名と月を付けて保存しておけば、同じ地域を再び担当したときにすぐ使えます。
  3. 電波と電池への備えをしておく:山あいや郊外では電波が弱いこともあります。紙の控えやモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。持ち物はポスティング便利グッズガイド|雨の日の必需品と持ち物リストにもまとめています。

出張中の生活や経費の考え方は、全国出張の仕事のリアル|1週間〜1ヶ月の生活・経費・向いている人を解説で詳しく紹介しています。

地図づくりで気をつけたいマナーとNG→OK

石壁に付いた戸建ての郵便受け

使い方を誤ると、住民の方の不安やトラブルにつながります。

NGOK
記録のために表札やポストを写真に撮る位置と状況だけを文字やピンで記録する
地図に住民の名前や家族構成を書く「角から3軒目・お断り」など位置情報だけにする
「チラシお断り」でも1回くらいならと投函する貼り紙を見たら投函せず、すぐ禁止物件として記録
配布中に路上へ車を停めたままにする地図に記録した駐車ポイントにだけ停める
運転しながらスマホで地図を操作する停車してから確認し、運転中は操作しない

運転中にスマホを手に持って通話したり、画面を注視したりすることは道路交通法で禁止されています。また、早朝や夜遅い時間の投函は住民の方の迷惑になりやすいため、時間帯の考え方はポスティングの時間帯は何時から何時まで?法律とマナーを解説も確認しておきましょう。

Green Plusの配布スタッフの働き方と地図の関係

集合ポストに配布物を入れるスタッフのイラスト

株式会社Green Plusの配布スタッフは、全国の家庭・企業へ電話帳・広報誌・広告物などを届ける仕事です。軽バンで配布エリアへ移動し、停めて一帯を徒歩で配る「車移動×徒歩配布」のスタイルです。

  • 業務委託(出来高制)・ノルマなし
  • 未経験可・年齢不問
  • 8〜20時の間で稼働時間を自由に調整、月ごとに配置地域を選べる全国出張型

配布エリアの資料や使う地図・アプリは、契約時の説明や指示に従います。そのうえで自分なりの駐車ポイントや歩く順番をメモしておくと、初めての地域でも動きやすくなります。配置地域を選べる仕組みは、全国どこでも働ける仕事|配置地域を選べる業務委託の仕組みで詳しく紹介しています。

よくある質問(FAQ)

Q. ポスティングで地図を作成するにはどうしたらいいですか?

A. まず担当エリアの外周を線で囲み、配布禁止物件・注意点にピンを立て、範囲を小さなブロックに分けて番号を振ります。配り終えたブロックは色を変えて記録します。無料のGoogleマイマップや、印刷した紙の地図と蛍光ペンでも作れます。

Q. ポスティング用の地図アプリは何を使えばいいですか?

A. 無料で始めるなら、範囲の線引きやピン・レイヤー管理ができるGoogleマップのマイマップ機能が使いやすい選択肢です。建物単位で確認したい場合はゼンリン系の地図サービス(有料中心)、歩いた軌跡を残したい場合はGPSの記録アプリも候補になります。機能や料金は変わるため、最新は公式情報で確認してください。契約先から指定がある場合はそれに従います。

Q. 車で移動して配る場合、地図はどう作ればいいですか?

A. 範囲を「一度に持ち出せる量を配り切れる広さ」のブロックに分け、各ブロックに駐車ポイントの候補を置きます。そのうえで、駐車場所から歩き始めて車に戻ってくる一筆書きの順番を決めると、無駄な往復が減ります。路上駐車や私有地への無断駐車は避けましょう。

まとめ

ポスティングの地図は、配布範囲・禁止物件・配布済み・駐車ポイント・注意点の5つを1枚にまとめると、迷い・配り漏れ・二重投函を防ぎやすくなります。無料のGoogleマイマップや紙の地図でも十分に作れます。

軽バンで移動して歩いて配る働き方なら、「どこに停めて、どの順に歩くか」から地図を逆算するのが近道です。今日からできる一歩として、まずは次に回るエリアを3〜4つのブロックに分け、駐車ポイントの候補を1つずつピンで置いてみてください。

Green Plusでは、未経験・年齢不問、ノルマなしの出来高制で働く配布スタッフを募集しています。履歴書不要のオンライン面談で、仕事の流れを聞くところから始められます。

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※報酬は配布件数に応じた出来高制です。収入例(月15万〜75万円・日1万〜2.5万円)は稼働状況による例で、変動があります。金額を保証するものではありません。

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※本記事で紹介した地図アプリの機能・料金・提供状況は変更されることがあります。最新の情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。実際の配布業務では、契約先の指示・ルールを優先してください。