ポスティングとは?意味・仕事内容・報酬の仕組みを配る側から解説

求人で「ポスティングスタッフ募集」と見かけても、具体的に何をする仕事なのかピンとこない方は多いはずです。ポスティングとは、配布員がチラシや広報誌などを各家庭・企業のポストへ直接届ける配布方法のことです。この記事では、意味と仕組みに加えて、仕事として配る側から見た働き方や報酬の決まり方を整理しました。
ポスティングとは?意味をひと言でいうと
ポスティング(posting)は、英語の「post=郵便受けに入れる」に由来する言葉です。日本では、郵便を使わずに、人がチラシなどを直接ポストへ投函する配布方法を指します。
なお、プロ野球で使われる「ポスティング(ポスティングシステム)」は、日本の選手が海外球団へ移籍するための制度で、この記事のポスティングとはまったく別のものです。
新聞折込・郵送DMとの違い
ポスティングは、ほかの紙の配布方法と比べると「宛名がなく、新聞を取っていない家にも届く」のが特徴です。
| 配布方法 | 誰が届けるか | 届く範囲 | 宛名 |
|---|---|---|---|
| ポスティング | 配布員がポストへ直接投函 | 指定したエリアの住宅・事業所 | なし |
| 新聞折込 | 新聞販売店が新聞に挟んで配達 | その新聞の購読世帯のみ | なし |
| 郵送DM | 郵便・メール便で配達 | 宛名リストにある相手のみ | あり |
新聞を取らない世帯にも届けられる点は、ポスティングならではの強みです。
ポスティングで配られる物の種類

「ポスティング=広告チラシ」というイメージが強いかもしれませんが、実際に配られる物はさまざまです。
- 広告チラシ:飲食店のメニュー、不動産、学習塾、リフォームなど
- 地域情報誌・フリーペーパー:地域のお店やイベント情報をまとめた冊子
- 自治体の広報誌・お知らせ:市区町村の広報紙、行政からの案内
- 電話帳:タウンページなど、厚みのある冊子
- カタログ・試供品:通販カタログやサンプル品
配布物によって、重さ・厚み・1軒にかかる時間が大きく変わります。たとえば薄いチラシと厚い電話帳では、同じ1部でも手間がまったく違います。これは後述する報酬の仕組みにも関わるポイントです。
ポスティングの仕組み|依頼から配布までの流れ

ポスティングは、おおまかに次の流れで行われます。
- 依頼主がポスティング会社へ依頼する:企業・店舗・自治体などが、配る物・部数・エリア・期間を決めて依頼します。
- ポスティング会社が配布計画を立てる:エリアを区切り、どの配布員がどこを担当するかを決めます。
- 配布員が担当エリアを配る:地図や配布リストを見ながら、1軒ずつポストへ投函します。
- 配布の報告をする:配った部数や、配れなかった家(「チラシお断り」の表示など)を報告します。
配り方にも種類があります。エリア内のすべての世帯に配る方法は「全戸配布」と呼ばれます。戸建てだけ、マンションだけのように絞って配る方法もあります。全戸配布とポスティングの関係は、全戸配布とは?読み方・ポスティングとの違い・配る仕事の中身を解説で詳しくまとめています。
仕事としてのポスティング|働き方は大きく3タイプ

配る側から見ると、ポスティングの仕事は「どうやって移動するか」で大きく3つに分かれます。
| タイプ | 移動手段 | 主な配布物 | 働き方の特徴 |
|---|---|---|---|
| 地元・徒歩型 | 徒歩・自転車 | チラシ・フリーペーパー | 自宅近くで短時間から。配れる量は限られる |
| 地元・バイク/車型 | バイク・自家用車 | チラシ・情報誌 | 広めのエリアを回れる。燃料費などの負担がある |
| 出張・軽バン型 | 軽バン+徒歩 | 電話帳・広報誌など | 車で移動し、停めて一帯を歩いて配る。1日の配布量が多い |
徒歩や自転車で近所を回るタイプは始めやすい反面、1日に配れる量が限られます。一方、軽バンで配布物を積んで移動し、車を停めて一帯を歩いて配る方式なら、厚みのある配布物もまとめて運べます。広いエリアを効率よく回れるため、1日に配れる件数も増えます。
どのタイプが合うかは、「空いた時間に少しだけ働きたいのか」「本業としてしっかり稼ぎたいのか」で変わります。
雇用か業務委託かも確認しておく
ポスティングの仕事には、会社に雇われて時給や日給をもらう「雇用」と、個人事業主として仕事を請け負う「業務委託」があります。
- 雇用:時給・日給が決まっていて収入が読みやすい。働く時間はシフトで決まることが多い
- 業務委託:配った量に応じた出来高制が中心。働く日や時間を自分で決めやすい一方、確定申告や経費の管理は自分で行う
同じ「ポスティング」でも契約の形がまったく違うため、求人を見るときは必ず確認しましょう。
ポスティングの報酬はどう決まる?

ポスティングの報酬は、「1部あたりの単価 × 配った部数」で決まる出来高制が基本です。単価は、主に次の3つで変わります。
- 配布物の種類:薄いチラシより、冊子や電話帳のように重く手間のかかる物ほど単価は高くなりやすい
- エリアの条件:住宅が密集した地域は効率よく配れる一方、家がまばらな地域は移動に時間がかかる
- 同時に配る種類の数:複数のチラシを1軒にまとめて投函する場合は、単価の数え方が変わることがある
つまり、「単価が高いか」だけでなく「1日に何件配れるか」で手取りが決まるのがポスティングの特徴です。単価の相場や収入の計算方法は、ポスティングの給料はいくら?単価の相場と収入の決まり方を解説で具体的に解説しています。
参考までに、Green Plusの電話帳・広報誌配布では、過去の実績で日1万〜2.5万円程度が目安です(例であり、エリアや個人差によって変動します)。
ポスティングで守るべきルールとマナー

ポスティングは誰でも始めやすい仕事ですが、住民の暮らしの場に入る仕事でもあります。トラブルを防ぐために、最低限次のルールを守ります。
- 「チラシお断り」の表示がある家・物件には入れない
- 管理者が立ち入りを禁止している敷地には入らない
- 早朝・深夜は避ける(一般的には朝8時ごろ〜夜20時ごろまでが目安)
- ポストからはみ出さないよう、奥まで入れる
- 配布物を捨てたり、まとめて1か所に置いたりしない
特に配布物を捨てる行為は、依頼主への契約違反になり、会社や自分の信用を失います。時間帯のルールについてはポスティングの時間帯は何時から何時まで?法律とマナーを解説も参考にしてください。
デジタルの時代でもポスティングがなくならない理由

スマホで何でも調べられる時代に、なぜ紙を配る仕事が続いているのでしょうか。理由はシンプルで、デジタルの情報は、受け手が自分から見に行かなければ届かないからです。
たとえば自治体の広報誌には、税金や健康診断、防災など、住民に必ず知ってほしい情報が載っています。インターネットをあまり使わない世帯にも確実に届けるには、紙をポストに入れるのが今も有効な方法です。
Green Plusも、官公庁や大手企業からの委託を受けて「紙でしか届けられない情報」を届けています。配る仕事は、地域の暮らしを支える情報インフラの一部といえます。
Green Plusのポスティング|軽バンで全国を回る配布の仕事

Green Plusの配布の仕事は、一般的な「近所を歩いて配るポスティング」とは少し違います。
- 配る物:電話帳・広報誌・広告物などを、全国の家庭や企業へ届けます
- 働き方:軽バンに配布物を積んで担当エリアへ移動し、車を停めて一帯を歩いて配ります
- 稼働エリア:月ごとに各都道府県で3週間程度、案件のある県を回る出張型です
- 報酬:配達件数に応じた出来高制で、ノルマはありません
- 条件:普通自動車免許と任意保険への加入。年齢・ドライバー経験は問いません
- サポート:未経験の方には同乗して指導します。車がない方にはリース車の用意もあります(月3万7,000円〜。規定あり)
電話帳や広報誌の配布について詳しく知りたい方は、電話帳・広報誌配布の仕事とは?内容・報酬・応募の流れを解説もご覧ください。大変な点も含めて知りたい方には、ポスティングはきつい?大変な点と楽な点を現場目線で正直に解説がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. ポスティングとはどういう意味ですか?
A. 郵便を使わず、配布員がチラシや広報誌などを各家庭・企業のポストへ直接投函する配布方法のことです。英語の「post(郵便受けに入れる)」が語源です。
Q. 野球のポスティングと同じ意味ですか?
A. 違います。プロ野球の「ポスティングシステム」は、選手が海外球団へ移籍するための制度です。チラシなどを配るポスティングとは関係がありません。
Q. ポスティングとはどういう仕事ですか?
A. 担当エリアの住宅や事業所を回り、決められた配布物をポストへ投函する仕事です。徒歩や自転車で近所を回る働き方のほか、軽バンで移動しながら広いエリアを配る働き方もあります。
Q. ポスティングは未経験でもできますか?
A. 特別な資格は不要で、未経験から始める人が多い仕事です。ただし、車を使う配布の仕事では普通自動車免許が必要になります。
Q. ポスティングの報酬はどう決まりますか?
A. 「1部あたりの単価×配った部数」の出来高制が基本です。配布物の種類やエリアの条件で単価が変わり、1日に配れる件数で収入が決まります。
まとめ
ポスティングとは、配布員がチラシや広報誌などを各家庭のポストへ直接届ける配布方法です。広告チラシだけでなく、自治体の広報誌や電話帳など、地域に必要な情報も届けています。
配る側から見ると、徒歩で近所を回る働き方から、軽バンで全国を回る出張型まで幅があります。報酬は「単価×部数」の出来高制が中心で、1日に配れる件数が収入を左右します。
まずは自分に合う働き方を知るところから始めてみませんか。Green Plusでは、履歴書不要・オンライン面談で、仕事内容や報酬について詳しく説明しています。
※報酬は配達件数に応じた出来高制です。月の売上15万〜75万円・日1万〜2.5万円はいずれも例で、稼働状況や地域により変動します。業務委託契約のため、ご自身で確定申告が必要です。
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